起業という働き方のダークサイド3選

こんにちは。
シンガポールより、栗本ミレイです。

個人でビジネスを立ち上げたり、フリーランスとして独立したりなどの
「起業」という働き方スタイルには、たくさんの魅力的な側面があります。

私は駐在員の妻・生後5か月の男児の母としてシンガポールに住むこととなり、
オフィスワーカーとして働いてみたものの、やはり独身の頃や子供がいなかった頃とは異なり
時間と場所に制約のない働き方がベストだと考えるようになりました。

その結果、COVID19の出現と共に起業することとなったのですが、
2年経った現在も、この働き方には満足しています。

先日、「人生の輪」という、人生を構成する8つの要素の満足度を自己採点するワークを
久しぶりにやってみたのですが、全体的に点数は高く、「人間関係」に至っては
満点の10を自然とつけている自分がいました。

例えば、「お金」面では会社員として働いていた頃と比べて倍以上の収入になりましたし、
「自由度」面では4歳の幼児の母ながら平日の一人(自由)時間は10時間と、非常に恵まれて
いるのですが、これらの要素においては自己採点10をつけませんでした。

だからこそ、当然のように10をつけた「人間関係」において、群を抜いて満足していること
を自覚したのです。

思い返せば会社員時代は、今でも交流が続くような素晴らしい人間関係を得られた反面で、
極度に気を遣わなければいけなかったり、理不尽だったり、セクハラ・パワハラめいたことが
あったりと、人間関係面で結構ハードなこともありました。
人間が抱える深刻な悩みのほとんどは、人間関係に起因していると言っても過言ではないでしょう。

だからこそ、「好きな人としか関わらなくていい」今の働き方はパラダイスのようです!!

現代シンガポールのシンボル・マリーナベイサンズ


この記事を書きながら今まさに自己認識を深めている所なのですが、
やはり私にとって起業した一番のメリットは「人間関係のラクさ」「人間関係を自分で選べること」
なのでしょう。

こんな風に起業のメリットはたくさんあり、私も今までそれらについて触れることは多かったのですが、
物事には必ず陰陽があるように、当然ながら起業にもデメリットはあるわけです。

この記事では、そんな、オンライン起業のデメリットやダークサイドについて触れることで
起業後の「こんなはずじゃなかった!」を防げればと思っています。

目次

孤独

性格的に、孤独に強い人・弱い人がいるかと思いますが、個人ビジネスの場合、同じ組織内で働く仲間が
いないわけなので、孤独を感じやすい人の場合はなかなか辛いかと思います。

また、外注しないかぎりはすべての作業を一人でこなし、重大な決断も一人で行うことになるので、
人に相談して色々と決めていきたいタイプの人にとってはストレスが溜まるかもしれません。

解決策として
①コンサルタントをつける
②苦手な作業を外注し自分のビジネスを応援してくれる人を作る
③起業塾や起業家コミュニティなどに入り、起業家仲間を作る

などが挙げられます。

ひとりでビジネスを継続させていくことはなかなか難しいことですので、上記解決策を取り入れて
なるべく孤独を感じない活動にしていければいいですね。

収入が安定しない

こちらについては説明する必要もないことですが、起業すれば会社員時代のように決まった額の収入が
自動的に月に一度振り込まれるわけではありません。

自分が稼働しなければ収入はなく、また稼働したくても仕事がなければ(お客様が来なければ)
稼働することはできないため、常に集客の悩みを抱える人は少なくありません

実際にデータ上から見ても、1人社長やフリーランスなど、独立して働いている人たちにとって
一番大きな悩みは「収入が安定しないこと」
日本最大級のクラウドソーシングサイトを運営するランサーズ社の調査「フリーランス実態調査2021」
によれば、「収入がなかなか安定しない」という回答が40パーセントと、約半数が収入面で不安を
抱えていることが分かります。

毎月毎月売上のことが頭から離れず、それが精神的に追い詰められるという声もありますので、
会社を辞めて起業するのであれば、自分の性質・性格を考えた上で決断するのがよいでしょう。

世界・視野が狭まる

特にオンラインでSNSを活用して起業している人に見られがちなのが、SNSの世界のみがすべて!という
錯覚に陥ってしまう
こと。

SNSで売れている人・凄そうな人と自分を比較しては自己嫌悪に陥り、精神的に疲弊した結果
活動を途中でやめてしまう人も少なくはありません。

当たり前のことですが、SNSの世界は便利でチャンスがたくさん転がっている場所ではありますが、
その世界がこの世のすべてではありません。
SNSを活用しているからといって、オンラインでサービスや商品を売らなければならないわけではないし
SNS活用が得意で売れている人が人間的に優れているわけでもないのです。

私もSNSを活用してビジネスをしているため、SNS疲れでドロップアウトしてしまう人を見かけたことが
ありますが、そういう人たちに共通すると感じるのは
「SNSで売れなければ(SNSを活用して成功できなければ)私はダメだ」
という自己脅迫とも言える思い込み

そこまでにはならずとも、オンライン中心で活動しているとリアルの繋がりが薄れがちです。
特にwithコロナの昨今、かつてのように気軽には出歩けず大勢の人にも会いづらい状況なので、
どうしてもオンラインの世界の比重が高まりますが、
そんな時こそ、スマホやパソコンを閉じて外に出て、五感をフル活用するアクティビティを取り入れたほうが
健康的に活動を継続させていけると実感しています。

売上が生活に直結する働き方なので、自分のビジネスに過集中傾向になるのは当然のこと。
ですが、視野が狭くなっていないか、見ている世界に偏りがないかは常に気をつけておくべきです。



起業という働き方のデメリットを3つ挙げましたが、どう感じられたでしょうか?

オンライン起業や副業がブームといえるこの頃ですが、別に起業や副業をすると決断することが
好ましいというわけではありません。
勇気を持って起業しないという決断を下すことも、幸せに生きるためには必要だったりします。

でももし、起業してみたい、自分の強みを活かして誰かの役に立つことを個人でやってみたい
ということであれば、私もコンサルタントとして力になれますので、
ご興味のある方は下の画像をクリックし、体験セッションにお申込みくださいね。






_________________________________


栗本ミレイのビジネスコンサルティングが気になる方は
まずは体験セッションをお申込みください。
画像をクリックすると詳細がご確認いただけます。




稼働時間週15時間未満で年商1000万円以上を売り上げる
エフォートレスな「有閑マダム」スタイルのビジネスにご興味ある方は
下の画像をクリックし、栗本ミレイのメールマガジンにご登録ください

ブログよりも濃い内容を配信しています。




Stand.fmにてパートナーシップについて音声配信しています。

  • URLをコピーしました!
目次
閉じる