
★インスタグラムで20万人以上のフォロワーを持つ人の新著が、
5000部ほどしか売れなかった
★メンバー1000名超のコミュニティで20万円のサービスをセールスをしたが、
購入者は15名に満たなかった
上記は「有料商品が売れにくくなった」と言われる一例として挙げられている事例です。
withコロナ時代を経て、無料の情報は欲しいけれど、有料商品を買うのは躊躇する、という人が増えているようですが、先の見えない時代を生きる人間心理を考えれば納得できるのではないでしょうか。高額自己投資を思い切れる人の割合が減っているということです。
ここから、どのようなことが起こっているかというと、フロント商品と呼ばれるお試しセミナーなどに大量集客できればそのうちの10%が本命商品を購入する、というような計算式が通用しなくなりました。
メルマガやLINEの登録者を増やせば、商品が売れるということもなくなったということです。
今後はより一層、「数字勝負」では選ばれ続けることは難しいでしょう。
ビジネスにおいてはプロセスを細分化し、それぞれについてデータを取り数字を把握することはベーシックに大事なことです。自分にとって、成約につながらない理由が何なのか、何が課題でどういう解決策を取ればいいかを数字が教えてくれるからです。
それを踏まえた上で、体感としてずっと感じていたのは、
女性のビジネスは「数字だけではない」ということ。
これは、分かりやすく数値化されない部分が大いに作用しているという意味です。
たとえば、《ブランド》なんてまさに数値化できない部分ですよね。
2つの商品を比較したとき、同じ機能をもっていて、お洒落さも数値化して同レベルであったとしても、無名ブランドと有名ブランドであれば、価格が高くとも有名ブランドのほうが売れたりするものなのです。
女性起業家の場合は特に個性がブランドになるため、その価値をすべて数値化することは難しいですし、だからこそデータでは把握しきれない領域があるということ。
実際、冒頭で上げた事例とは相反して、講座の期数が増えていくごとに倍率が高くなったり申込者が増えていく講座を私は複数知っていますが、それらはすべて、女性起業家が開催している講座です。
つまり、「数字勝負じゃなくなった」状況は、実は女性にとっては追い風なのではないかと私は考えています。
何故なら、前述したように女性は「数字以外のところ」でお客様と繋がることに長けているから。本来の女性の強みを活かせば、楽しく活躍し続けられるということなのです。
では、具体的に何に力を入れていけばよいかについて、ここから伝えていきたいと思います。
1. ファンメイキングに力を入れる
最近、起業を見据えSNS発信を始めたクライアントさんがいるのですが、
彼女はまだサービスを持っていないにも関わらず、
たった10日でまさにターゲット層ど真ん中の女性からファンレター(ファンDM)をもらったと、喜びの報告をくださいました。
彼女は私のアドバイス通りに行動してくださったのですが、まさかたった10日で反応があるとは、私も少し驚きました。少なくとも1ヶ月くらいはかかるかなと考えていたからです。
このように、サービスをリリースする前からファンメイキングをしておくことは鉄則です。
さぁ、サービスを開始するぞ!という時から取り掛かるのではタイミングが遅すぎるのです。
◆集客→教育→販売
という、お客様との出会いから購入していただくまでのプロセスがありますが、
◆集客→ファン化→教育→販売
のように、販売の前々段階でファン化をしておくことが、きちんと届けたい相手に届ける(購入してもらう)には欠かせません。
起業超初期でも、サービスをまだ持っていなくても、ファンをしっかり作っていけるロジックがあります。
このロジックを踏まえ、継続して行動(投稿)していけば必ずターゲット層からの反応が返ってきます。
反応がないのは、ロジックを踏まえて投稿していないか、継続できていないかのどちらかです。
更に付け加えると、リアルでファンメイクするより、オンラインでのファンメイクは少し難易度が高いのです。
というよりも、コツがあるんですよね。
効果的なオンラインでのファンメイクのメソッドをわかりやすくコンテンツにしたプログラムがありますので、紹介しておきますね。
『エフォートレス・ファンメイキング』
<このメソッドを採用して出た成果の一部>
★月商100万 →月商350万
★月商20万円 → 3ヶ月で10倍の月商200万円
★専業主婦10年以上、全くの無名から起業 →初の有料セッション満席
★会社員退職 → 起業3ヶ月で成約率60%超、月商50万円
★インスタグラム反応ゼロ → 1ヶ月でインスタグラムからのお申込み
★高額インスタ運用代行を利用しても反応ゼロ → 3ヶ月で毎日DMでお申込みと問合せが来るように
2. ブランディングに力を入れる
あなたの数値化できない価値をブランドにして、その価値を未来のお客様に感じてもらうのがブランディングです。
リッツ・カールトンが他の5つ星ホテルに比べてファンを虜にしリピーターを増やし続けているのは、そもそもは数値化が難しい「ソフト面」が理由だそうですが、もはや「リッツ・カールトン」自体がブランドとして確立されていて、名前だけで選ばれ指名される存在であるということが、ブランディングの素晴らしさを表しているのではないでしょうか。
数字勝負ではなくなった今、「目の前のお客様のNo.1になる」という視点が、個人ビジネスにおいては何よりも大切ですが、まだあなたのサービスに申し込んだことのない人から、この人(サービス)しかありえない!と感じてもらうためには、ブランディングに取り組むことが一番の近道なのです。
現在、心豊かにサステナブルなビジネスを実現したい女性のための本質的な「内観」ブランディングスクールであるRCBの2期を開校中です(2022年3月現在)。
自分について様々な切り口から理解しながら、3か月間かけて、すでにあるあなたの「魅力」を“盛る”ことなく最適化ブランディングしていく方法を仲間とともに学ぶスクールなのですが、もしご興味があれば問い合わせフォームからお問い合わせくださいね。
コロナを経て、人々のお金の使い方がこれまでとは変化してきた昨今。
時代の変化と共にビジネスへの取り組み方もやり方も、変容させていく必要がありますね。
ただ、おそらくどんなに時代が変わったとしても、小手先のやり方ではない、本質的な考え方は廃れることはなく、むしろそれを愚直に守り続けていさえすれば、どんなに厳しい変化があっても乗り越えていけると思っています。
ー目先の数字に振り回されず、目の前のお客様に集中し、真摯に向き合うー。
そして、自分の価値を驕ることなく卑下することもなく、丁寧にしっかりと未来のお客様に向けて伝えていく姿勢。
それらを心掛けてきて、2021年は年商8桁、今年に入ってからも月商7桁をキープしていますし、心豊かでサステナブルなビジネスの土台はここにあるなと痛感しています。
今後も、こちらのブログではアメブロよりもビジネス寄りの記事を私の視点からお届けしていきますので、よろしければ遊びにいらしてくださいね!
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